- ミキサーに適切なアタッチメントを装着し、こねすぎないようにしながらブールマニエを準備します。出来上がった生地を2cmの厚みの正方形にのばし、冷蔵庫で数時間寝かせます。
- 続いて、適切なアタッチメントを装着してデトランプを準備します。まず水、塩、ビネガーを混ぜ合わせてください。次に、小麦粉とやわらかくしたバターを加えてさらに混ぜ合わせます。
- 生地を練りすぎないようにしてください。出来上がったデトランプを数時間以上寝かせます。
- ブールマニエにデトランプをはさみこみ、折り込み生地に仕上げます。まず1度三つ折りにし、さらに4つ折りにしてから2時間以上生地を休ませます。新たにもう1回4つ折りにし、再び2時間以上生地を休ませます。最後にもう1度3つ折りにします。生地をしっかりと包んだ状態で、一晩冷蔵庫で寝かせてください。
- 翌日に生地をのばします。さらに数時間寝かしてから使用するか、生地を丸ごと冷凍します。
- 出来上がった折り込み生地を2㎜の厚さにのばし、カッターを用いて20cm径の型で抜きます。型に敷き詰めるまえに、生地を数時間休ませます。
デトランプ
- リンゴの皮をむいて芯を取り除きます。キューブ状にカットし、残りの材料と一緒に鍋に入れます。弱火で加熱し、コンポート状にします。水分を最大限に飛ばして煮詰め、香りを濃縮させます
バニラ風味のバター
- こそぎ取ったバニラを入れてバニラを溶かします。
飾り付け用
- リンゴ 4個
仕上げとデコレーション
- 円形型に折り込み生地を敷き詰めます。クッキングシートを二重にしてかぶせ、上に重しの生米を詰めて覆いをし、160度に熱したオーブンで25分間加熱します。お米とシートを取り除き、さらに160度で15分間加熱します。
- 生地が冷めるのを待ち、リンゴのコンポートを型の縁から1~2cm下まで流し込みます。
- 端から始めて、バラの花のように放射状にリンゴの薄切りを並べます。各層のセンターにリンゴの切れ端を差し込みます。少量のコンポートを用いて、各層を固定させます。トータル5層に達するまで、この配置を繰り返してください。はけを用いて表面にバニラ風味のバターを塗り、ラ・ペルーシュブランドのカソナード砂糖を振りかけます。140度に熱したオーブンで、タルトを45分間焼きます。一旦取り出してバターをもう一度塗り、砂糖を振りかけ直してから、同じく140度で20~25分間加熱します。
- オーブンから取り出したら、タルトの表面に粉砂糖、バニラパウダー、ラ・ペルーシュブランドのカソナード砂糖を振りかけてください。リンゴチップを上に飾ったら出来上がりです。
レシピにひとこと
クラシックなリンゴタルトのレシピに、自家製のコンポートでさらなる味わいをもたらします。層状に重ねられたリンゴが美しく、食欲をそそるグルメな外観も魅力です。バニラ、シナモン、カソナード砂糖を使用することで、果物の持ち味が存分に引き出されます。懐かしい気分で満たされる美味な香りと甘美な味わいがとりわけ私のお気に入りです。